燭楽亭(Chocolatier: 手作りチョコレートの製造・販売)。 当店は自宅工房・ショップで、店主は大学教員を定年退職したショコラティエです。 千葉県在住。


by yokota723

花が咲いた、花がさいた

庭木や草花の手入れは好きだが、23年前から本などの教えを参考にするようになったら、今年になって成果が出てきた。千葉県に転居した頃に、父が、狭い庭に秩父の実家から牡丹の若木を移植してくれたが、例年5個前後しか花をつけなかったのに、今年は16個も咲いて見事である。

現住所の藤崎の地名にもなっている藤は、長男が小学校の校庭から実を拾ってきたもので、塀の上を8mほど這っているが、これまで咲いても2房ていどだったが、今年は50房以上の花を付けた。嬉しい。

生きるとは旅すること、それも楽しいことの多いほうがよい。つくづく教員生活の経験やチョコレート作りも同じような気がしている。c0286885_10281153.jpg
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# by yokota723 | 2018-04-19 10:30 | 植物 | Comments(0)

佃島・築地吟行

411日(水)は、チョコレート工房を終日休業にして、仲間と都内吟行にでかけた。午前中は一時雨が降ったり強風が吹いたりしたが、午後は日が差すまでに回復してきた。

地下鉄東西線の門前仲町で下車、深川不動尊、富岡八幡宮、その後月島に移動、佃島住吉神社から隅田川に出て昼食、さらに佃煮を購入して佃大橋を渡り聖路加病院、築地本願寺などを巡った。
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そこで私は一行と別れて浅草かっぱ橋の道具街へ行き、チョコレート作りの道具などを購入して帰宅した。月島辺りの変貌に驚いたが、久しぶりの人混みで少し疲れた一日だった。

・春疾風江戸の残りし佃島   ・遊び船マロニエ戦ぐ隅田川
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# by yokota723 | 2018-04-12 18:26 | 俳句 | Comments(0)

3月覚え書き

3月覚え書き。

開発経済学やアジア経済の分野で顕著な功績を残す渡辺利夫さんが、研究の傍ら、またまた面白い本を出版された。『死生観の時代―超高齢社会をどう生きるか』(海竜社、20182月刊)である。渡辺さんは、私が大学院在籍時の指導教授の下で研究されていたこともあり、社会人になってからも研究会や海外調査などに誘ってくださり、何かとご指導をいただいたご縁もあって、心から敬愛する師の一人である。

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次に関西の某私立大学で研究指導した中国人から、上京するので久しぶりに会って食事をしたいとの連絡が入った。都内の指定場所に行くと、前日に入籍したということで、東京在住の男性と一緒だった。中国の一人っ子政策下で生まれた「一人っ子」同士の結婚である。将来、二人で四人の親を看ることになると話していたが、男性の5月転勤を機に大阪で生活するという。

それから数日後、同じく大学院で指導した中国人から4年ぶりに連絡があった。「今はニューヨークで生活しています」とのこと。私の研究室には中国人留学生が多く在籍していたが、彼らは一人っ子でも親の理解と海外志向、転換していく能力が高いようである。
さらに今年も、妹の自宅庭木の手入れを頼まれて埼玉に住む弟と二人で出かけた。一日がかりで何とか目処をつけた後、夕食をご馳走になった。妹が抽選で入手したという芋焼酎「森伊蔵」の振る舞いを受けながら、秩父で過ごした子供時代のこと、両親のことなどの話で盛会であった。帰りに弟から「秩父錦 甕口酒」を一本いただいた。それは都内に住む息子が一時帰宅した際、二人であっという間に空になった。次回は、秩父で熟成されたウイスキー「イチローズモルト」で乾杯したいものだ。

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もう1件、20年ほど前に取得したまま自動車を運転したことがない運転免許証は、自主返納した。

・白梅や秩父古武士の兜太逝く   ・秩父谷巫女の手に舞ふ桃の花

・総身に木の芽かぶりつ磴のぼる  ・峰に雲故郷に訪う春の川

・蠟梅の香の絡み合ふ玉手箱    ・山吹の色ほぐるるや道祖神

・野火追ふや樅の大樹の残るのみ  ・徒し世に孤高恃するや滝桜

・秩父嶺にこだまの返る春祭
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# by yokota723 | 2018-03-28 18:37 | 共通 | Comments(0)

兜太さん逝く

秩父出身で戦後の俳壇をリードし、前衛俳句の旗手と言われた金子兜太さんが、220日に死去した。98歳。秩父を「産土」とし、その風土に根差した句も多く、とくに幼少期を過ごした皆野では、兜太さんの句碑めぐりができる。

先日の句会に仲間の先輩が、「梅真白青鮫連れて兜太逝く」(吉野あさ)の追悼句を寄せられた。

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・村芝居跳ねて夜道の余寒かな   ・楤の芽を手折りて別れ上手かな

・鼻歌で向かふ寄合ひ二月尽    ・雑巾を掛け日向ぼこ猫もまた

・春遅し隣家の庭に杏子の木

・梅咲くや唱歌唄ひし君のゐる   ・ラジオからテレサの歌や涅槃西風

・土手の風放つ香気に光あり    ・着膨れて列の乱れる通学路
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# by yokota723 | 2018-02-25 10:55 | 俳句 | Comments(0)

「今から見る夢」

婦人之友社が隔月刊で発行する雑誌『明日の友』232(早春)号「今から見る夢」欄に、私の紹介記事「はじめて食べたチョコレート、あの幸せを分けたくて。」が4ページにわたって掲載された。私が生まれ育てられた秩父での生活にも少し言及されていて、たいへん感謝している。関心があればご笑覧ください。
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なお『明日の友』誌の昨年227(春)号では、同郷の97歳の俳人・金子兜太さんが黒田杏子さんと対談されたり、「健やかに年を重ねる生きかた」に参考となる内容豊富な雑誌で、定期購読もできるようです。

・放牧の駿馬の群れや風光る   ・いつの間に日脚伸びゆく縄暖簾
・手品師の指の躍るや春の風   ・草々に埋もれてなほも薺咲く
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# by yokota723 | 2018-02-02 11:24 | 共通 | Comments(0)